日当たりと防犯性

家づくりをするにあたって敷地に対して、家をどのように配置するかはとても重要です。

『南側を広く確保し日当たりの良いリビングにしたい。』

『南側に大きな掃出し窓を付けて庭を造りたい。』

このようなご要望は土地探しをするにあたってお客様が重要視するケースです。

『南面』にこだわりを持った土地探しがスタートします。

ここで大きな問題が発生します。

『南面に面した土地は高い』という問題です。

何故南面に面した土地は高いのでしょうか？

上記のご要望は土地探しをしている皆様が考える要望であり、

『需要が高い＝金額が高い土地』

と、必然的になってしまいます。

さて、現在弊社が建築しているU様邸の建築事例をご紹介します。

U様邸は北面道路に接しており、南側には既存住宅が隣接しています。



上記画像の左手北側に道路、右手南側に既存住宅となっています。

『南面に十分な広さを確保出来ない』事例となっています。

皆さまならこのような土地はご検討されないでしょうか？

この家が暗い家で、日も当たらない家なら後悔することでしょう。

どの程度明るければ自分の理想になりますか？

画像は2023年10月23日14：30頃の写真です。

U様邸は南面のコートデッキからリビングに陽かりを取り込む設計にしました。

明るいリビングだと思いませんか？

この土地は北面道路でしたので相場よりも安い金額で購入することが出来ました。

土地の良し悪しよりも、設計の工夫で予算が抑えられることは多いです。

土地探しの考え方が変わるきっかけになって頂けたら嬉しいです。

また、この家は『防犯性』にも拘りがあります。

『防犯性＝泥棒が入りにくい』お家です。



画像はU様邸の正面玄関です。

家の正面に窓が無く、窓の位置で間取りを読み取られない工夫をしています。

泥棒は窓の位置を確認して、大きな窓を探して入りやすい場所から侵入します。

窓は間取りを読み取るヒントになってしまいます。

防犯性を高めるために家の正面に窓を設置しないことはお金を掛けない防犯機能となります。

1枚目の画像のどこかに掃出し窓があります。

泥棒は絶対に分からないでしょうから、この家を狙うことはないでしょう。

防犯機能を高める工夫、プライバシーを守る工夫、家族が気兼ねなく家でくつろげる工夫、

家族が安心してくつろげる家づくりをドリームハウスは提案していきます。